
目次
ミケの実務者研修取材レポート。
実務者研修は、大きく分けて「介護過程Ⅲ」と「医療的ケア」という2つの講座で出来ています。
ご自身がお持ちの介護の資格に合わせて受ける科目数が変わってきます。
本日は介護過程Ⅲの第1日目、東京都北千住駅「未来ケアカレッジ北千住校」に来ています。
様々な年齢層の方が席を同じくしています。
多くの方は介護のお仕事をしながら、お仕事の合間を縫って、 この実務者研修を受講されています。
大変じゃないですか?
早速受講生さんに聞いてみました。
「土日や平日などコースが選べて、ちょうど家からも近かったので仕事に支障がないように受講できました」(現役介護職員30代女性)
未来ケアカレッジ なるほど、様々なライフスタイルに合わせた受講が出来て、 働いている方には助かるコース設定ですね。
職員さんが出てきてオリエンテーション開始。
介護過程Ⅲコースについて説明をしています。
研修スケジュール、持ち物、服装、自宅学習レポート提出、研修期間、修了評価、修了証についてなどを説明してくれました。
ミケが気になったことは、レポート提出と介護過程Ⅲ最終日にある「修了評価」という実技試験。
未来ケアカレッジレポートや修了評価でもし不合格だった場合は、資格はもらえないのでしょうか?せっかく受けたのにそれは厳しい。
受講料の払い損じゃないですか。 そこのところを未来ケアカレッジ職員さんにお聞きしました。
「介護過程Ⅲの修了条件ですが、
①自宅学習のレポートで60%以上を取得し合格すること、
②最終日の修了評価(実技試験)で合格すること。
この2つともをクリアすると『修了』となります。
ただ、レポートが不合格の場合は再提出がありますし、実技試験の修了評価も不合格だった場合は、再試験を受けることができます。
未来ケアカレッジ講師が丁寧に指導しますし、スタッフも合格までしっかりフォローさせていただきます。
実際、介護現場での経験が少ない方でも、まじめに取り組むことで合格していますよ!」
なるほど、ここまで徹底してサポートしてくれるんですね。
これなら修了に向けて勉強できる教育環境は完璧ですね。
突撃取材 介護過程Ⅲは応用力・考え方を補強すること
講師の方に、介護過程Ⅲの目的をお聞きしました。
「介護過程は3つの段階(介護過程Ⅰ、介護過程Ⅱ、介護過程Ⅲ)に分けることができます。
まず介護過程Ⅰですが基礎的知識として「なぜ、介護過程が必要なのか」を学びます。
未来ケアカレッジ介護過程Ⅱは展開の実際、「どのような場面で介護過程が展開されるのか」です。
ここまでをレポートとして自宅学習で充分に行ってもらいます。
スクーリング(通学の5日間)では、介護過程Ⅲとして介護技術・分析力・応用力を学んで頂きます。
もちろん、自宅学習で学んだことをそのままにするわけではなく、 介護過程Ⅲの1日目の座学にて介護の基礎知識をしっかりと確認する講義を行います。
初任者研修を受けてから何年か経った方、実際に介護の現場で働いているが知識や技術に不安がある方も、初日できっちりと復習・知識の再確認を行うので安心して実習、修了評価に臨んでいただけるような授業科目設定になっています。
未来ケアカレッジそして何よりもお伝えしたいことは、 介護過程Ⅲとは介護計画を作るだけと思われがちですが、 未来ケアカレッジでは、介護過程Ⅲは「利用者さんを幸せにする為の思考過程」と考えています。
ただ知識・技術を習得だけはなく、応用力・介護に対する考え方を育んでもらえるような授業を設定しています」
未来ケアカレッジなるほど、すごく考えて用意された授業なのですね。
ただの資格取得の講座ではないということがよくわかりました。
まだまだ、いろんな新しいことを知れそうなので未来ケアカレッジの実務者研修の取材を進めていきたいと思います。