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本日は介護過程Ⅲの3日目、愛知県「未来ケアカレッジ名古屋駅前校」に来ています。
※地域により授業の順番・回数が異なります。
2日間の座学を終えて本日からいよいよ実技の演習です。
3日目午前は、介護の基本動作について学びます。
一生懸命に演習を行い自身の動きを確認している受講生さんに実習の感想をお聞きしました。
「普段現場では、自己流の介助方法を行っていましたが、
ボディメカニクスなど利用者さんの体の動き、可動範囲、自分の体の動きなどを意識していませんでした。
いつのまにか自身の思い込みで介助していたことも多々あります。
腰痛の予防になりますし、明日から使用できる技術も教わったので、現場に活かしたいと思います。
先生の話も教科書を読み上げるだけでなく実際の現場での経験談などを話して頂けるので、面白くてためになる話が聞けてなんだか得した気分です」(40代女性)
特ダネ!
事例・介護計画に基づいて介護方法を考える。
介護技術の演習を終えて午後から、介護計画の確認しながら介護方法を考える実技演習です。
未来ケアカレッジでは、利用者のリアルな生活を想定し、実技演習を行います。
講師の方に教育方針についてお聞きしました。
「『演習だからこれぐらいでよい』というものではなく、よりリアルな介護の現場に近い状況を想定して、演習を行っています。
この教育カリキュラムには終わりや完成はなく、常に新たな事象や教育方法の導入、
これまでの教育指導方法でよいのかを常に顧みて改善を行っています。
特に注力していることは受講生さんに「しっかりと考えてもらう」ことです。
講師は答えを教えるのではなく、答えの導き方を教えるという方針を徹底しています。
少し厳しいように聞こえるかもしれませんが、現場に直結した介護人材の育成のため、介護者のため、利用者のため、ゆくゆくは介護の未来のために必要な教育方針だと自認しています。
未来ケアカレッジでは人を尊重できる介護者の育成を目標に掲げています。」
なるほど、力強い信念に基づいて、講師の方々も日々努力を重ねているのですね。
突撃取材
未来ケアカレッジオリジナルテキスト、介護にかける信念に基づいて未来ケアカレッジオリジナルテキストも作成しています。
ただの資格に終わらないように、より介護過程への理解を深めるために作成されているとのこと。
講師の方曰く、「まず教育方針に基づいた教育内容を盛り込み無駄を省き、どの教室でも同じクオリティを保った授業が出来るように工夫されています。
さらに未来ケアカレッジでは、指導法の統一や技術向上、意見交換を目的とした講師研修を定期的に行い、指導力の研鑚にも励んでいます」
なるほど、受講生さんによりよき教育環境で授業を受けて頂くために、ここまでの研究や準備を行っているのですね。
スタッフ、講師の経験と努力の結晶である実務者研修。
授業のクオリティを裏付けています。
※写真はすべてイメージです。