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「40代未経験だと介護福祉士になるのは厳しい？」「40代以上でも介護福祉士の試験に合格できる？」とお悩みの方も多いようです。
結論からいえば、40代以上の未経験からでも介護福祉士になれます。
介護の仕事は40代が多い業界ですので、40代以上でも年齢を気にする必要はありません。
今回は『40代未経験からでも介護福祉士を目指せる理由』『40代未経験から介護福祉士を目指す方法』『40代未経験でも介護福祉士国家試験に合格可能な理由』について解説していきます。
この記事を読めば、40代以上の未経験からでも介護福祉士を目指せるようになり、介護業界で活躍する第一歩が踏み出せます。
40代未経験からでも介護福祉士を目指せる理由
40代未経験からでも介護福祉士を目指せる理由として、次の3つが挙げられます。
- ・介護業界の主力は40代
- ・介護業界は40代の転職も多い
- ・介護業界は慢性的な人手不足
一つずつ解説していきます。
介護業界の主力は40代〜50代
現在、介護業界でもっとも多い世代は40代〜50代ですので、40代以上の未経験でも積極的にチャレンジできます。
介護労働安定センターの調べによると、令和3年での介護業界の平均年齢は50歳となっています。
また、年齢層は45歳以上50歳未満が13.8％で最多、次に40歳以上45歳未満が13.4％となっています。
40代以上になると体力的にも不安を感じる年齢ですが、同世代が主力として働いている業界なら、体力の心配も必要ないでしょう。
参考：公益財団法人 介護労働安定センター『令和3年度介護労働実態調査・事業所における介護労働実態調査・結果報告書』
介護業界は40代の転職も多い
介護とは無関係の業界で働いていた40代以上の方が、介護業界に転職されるケースは珍しくありません。
40代以上でも介護業界に転職しやすい理由は、介護の資格が取得しやすいからです。
初任者研修と実務者研修には修了試験がありますが、その難易度は高くないので、しっかり受講すれば誰でも取得できる資格です。
資格を持っていれば、介護に必要なスキルを習得していることが証明でき、転職もしやすくなります。
介護業界は慢性的な人手不足
介護業界は常に深刻な人手不足に悩まされています。
介護の仕事に人気がないから人手不足になっているのではなく、介護される高齢者が増え続けていることが大きな原因です。
さらに、2025年には団塊の世代が後期高齢者となるため、超高齢化社会は目前に迫っています。
介護の資格を取得した志のある方は、年齢に関係なく介護業界に必要な人材です。
40代未経験から介護福祉士を目指す方法
40代未経験から介護福祉士を目指す場合、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験することになります。
実務経験ルートで介護福祉士の資格を取得する方法は、次のとおりです。
- １．まずは初任者研修をとる
- ２．3年の実務経験を積む
- ３．実務者研修を修了する
- ４．介護福祉士国家試験に合格する
では、一つずつ解説していきます。
参考：公益財団法人 社会福祉振興・試験センター『実務経験＋実務者研修』
まずは初任者研修を取る
初任者研修を飛ばして実務者研修を修了できますが、特別な理由がない限り初任者研修から始めるとよいでしょう。
なぜなら、初任者研修は介護の知識が全くない方でも理解しやすく、基本的な介護の技術や知識が学べるからです。
一方、実務者研修では、介護の基礎を知っている方が対象になるため、基礎基本を学ぶ機会はありません。
初めて介護の仕事をする方は、焦らず初任者研修から取得するのがベストです。
3年の実務経験を積む
初任者研修を修了したら、介護現場で3年の実務経験を積みます。
介護福祉士国家試験の受験要件として、3年の実務経験が必要になるからです。
ここでいう実務経験は、児童・障がい者・高齢者・生活保護の分野において、介護を主な業務としていなければなりません。
生活相談員や介護事務など、サービス利用者の介護に直接関わらない業務は、実務経験に含まれないので気をつけましょう。
参考：公益財団法人 社会福祉振興・試験センター『実務経験の範囲』
実務者研修を修了する
「介護福祉士の資格を取得したい！」と思ったら、実務者研修を修了しましょう。
実務者研修は、実務経験にかかわらず、いつでも受講可能です。
介護福祉士国家試験に間に合うように実務者研修を修了しておきましょう。
受験する前年の8月〜9月に申込みを行い、受験する年度の3月31日までに実務者研修を修了できれば、修了見込みとして申し込みできます。
介護福祉士国家試験に合格する
介護福祉士国家試験に合格すれば、介護福祉士の資格が取得できます。
試験実施は毎年1月、合格発表は毎年3月に行われます。
後ほど詳しく解説しますが、介護福祉士国家試験は40代の方も多く合格している試験です。
十分な試験対策をしたうえで落ち着いて受験すれば、合格も難しくありません。
40代未経験でも介護福祉士国家試験に合格可能な理由
40代未経験からでも、介護福祉士国家試験に合格した方は多くいらっしゃいます。
年齢に関係なく合格できる理由として、次の4つが挙げられます。
- ・介護福祉士国家試験の受験に年齢制限はない
- ・筆記試験は選択形式
- ・合格者の割合は40代が1位
- ・筆記試験対策講座を活用すれば合格率アップ
一つずつ解説していきます。
介護福祉士国家試験の受験に年齢制限はない
介護福祉士国家試験は、年齢に関係なく受験できる試験です。
とはいえ、40代以上になると、学習内容を習得できるか不安に感じてしまう方も多いでしょう。
介護福祉士に必要なのは、むしろ学力よりも豊富な人生経験をもとにした共感力です。
介護福祉士は40代以上の社会経験を生かせる資格ですので、年齢を気にせず積極的にチャレンジしましょう。
筆記試験は選択形式
介護福祉士国家試験は、しっかり受験対策さえすれば、比較的合格しやすい試験です。
というのも、介護福祉士国家試験は五肢択一を基本として出題されるからです。
選択肢の中から正答を一つ選べばよいので、あまり理解できていない問題が出題されても、消去法で回答できることがあります。
ただし、出題形式に慣れておく必要はあるので、何度も過去問題に取り組みましょう。
合格者の割合は40代が1位
第34回(令和3年度)の介護福祉士国家資格では、10代から60代まで幅広い世代の方が合格しています。
合格者の割合を年齢別に見ると、40代が一番多く26.6％、50代では17.8％となっており、40代以上の方でも合格できるのは明白です。
40代以上という年齢を気にすることなく、試験に挑戦しましょう。
参考：厚生労働省『第34回 介護福祉士国家試験の試験結果』
筆記試験対策講座を活用すれば合格率アップ
介護福祉士国家試験は40代以上でも合格可能ですが、もし不安なら試験対策講座の受講も検討しましょう。
未来ケアカレッジでも『介護福祉士筆記試験対策講座』を開催しています。
未来ケアカレッジの介護福祉士筆記試験対策講座は、Web動画で受講できますので、仕事が忙しくてスクールに通えない方でも学習可能です。
動画による学習は、テキストだけでは理解が難しい内容でも視覚的に習得でき、独学よりも効率良く学習を進められるでしょう。
40代未経験でも積極的に介護福祉士を目指しましょう！
では、今回のまとめです。
40代は介護業界を牽引する主力世代ですので、40代以上の未経験で介護福祉士を目指す方も珍しくありません。
40代以上の未経験から介護福祉士国家試験を受験する場合は、3年の実務経験と実務者研修の修了が必須になります。
もし、介護福祉士の試験が不安なら、試験対策講座を受講しましょう。
未来ケアカレッジでも『介護福祉士筆記試験対策講座』を開催しています。
まずは、無料の資料請求から始めて、40代以上の未経験でも積極的に介護福祉士を目指しましょう。
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